色素沈着・ニキビ痕となった最終段階「紫ニキビ」

紫ニキビ

いつの間にか出来てしまっているニキビ。このニキビの症状には、進行具合によっていくつかの段階があり、患部の見た目の色から、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビの5段階で呼ばれています。

紫ニキビとは?

ニキビの症状の中で紫ニキビは、最も状態が悪いニキビになります。『結節性ニキビ』と言われ、口の周りや顎に出来やすいのが特徴です。ニキビの内部で膿と血が混ざり、炎症が極限レベルにまで達して、毛穴周囲まで及んでしまっているニキビのことを指します。

肌のでこぼこや、毛穴も目立ちやすくなります。痛みは無いのですが、真皮にまでダメージが進んでいる重度のニキビに分類され、症状が悪化すると痛みも伴ってきますので、他のニキビと同様、早めの対処が必要になってきます。

白ニキビ~黄ニキビが肌表面の擦り傷だとすると、紫ニキビは、肌の内部にまで傷が深くついている状態だとイメージしてみてください。ダメージを受けている真皮は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーがない為、ニキビ跡になる確立が高くなります。また、セルフケアでは限界に達している状態なのです。

紫ニキビにまで悪化したら早期診察・適切な処置が重要

できるだけ早く皮膚科など専門医で診てもらい、適切な処置を受けるようにして下さい。塗り薬や飲み薬、漢方など自分自身の皮膚状態に合った処方をしてもらいましょう。先ほども述べたように、セルフケアでは限界に達している状態ですので、必ず専門の知識を持った方からアドバイスを受けるようにして下さい。

紫にニキビは体の不調が要因

スキンケアの怠りや誤りに加え、体の不調が要因にあります。例えば、不規則な生活や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、ストレス等に心当たりはないでしょうか?

紫ニキビというのは、毛穴内部で血と膿が混ざり、炎症も広がってしまっている状態という事をお伝えしましたが、何らかの要因が働いて膿が消えず、また毛細血管も破れてしまっていると考えることができます。血行が良ければ代謝が上がり、肌の代謝が正常に働いていれば、膿は自然と消えていきます。

しかし、上記に上げた例などが原因で、血行が悪くなり代謝も悪くなってしまうと、膿や炎症が残ってしまいます。

最後に

朝晩のスキンケアももちろんですが、そういった、体の不調の要因となる、食生活、睡眠の乱れなどを見直してみましょう。睡眠の質が低下していたり、栄養の偏った食事をしていると、自律神経のバランスや血行・代謝が乱れがちになります。それによって肌のトラブルも起きやすくなる、といった悪循環に陥ります。

表面上に見える肌だけでなく、体の中のケアをきちんと行うことによって、紫ニキビにならない生活を心がけていきましょう。

 
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