
ニキビがなかなか治らずに悩んでいるという声を集めると、意外にも進行中のニキビではなくニキビ跡だったという事があるようです。
ニキビ跡の種類
赤みや紫っぽい色で、ポツポツとしていると洗顔をして、清潔にしたのちの保湿が最もベターなケア方法ではありますが、それが既にニキビ跡であるならこの方法は的外れだという事になってしまうんですね。
そもそもにきび跡は消えるのか?というところですが、これにはそのニキビ跡がどういった種類のものかを知る必要があります。そしてその種類を知り、重要なのは自然的治癒でニキビ跡が消えるものとそうでないものがあるということ。
まず、赤みや紫色を帯びて小さく肌に残っているタイプ。
こちらは一見、赤ニキビの初期段階の様に見えてしまいますが、実は毛細血管や血液が集合することで色味を帯びてしまうのが特徴です。正常化した肌のターンオーバーの過程で薄くなっていく事が期待できますが、こすり過ぎたりすると色素沈着が見られてしまうので要注意です。
次に、年齢にも出やすくなる「色素沈着タイプ」こちらはなかなか手ごわく、一度色素沈着を経験した場所はそのままシミとなってしまうんです。シミは肌のターンオーバーのみに頼っても薄くならないのは、メラニンの働きがターンオーバーよりも活性化してしまっているからといえます。
そしてニキビ跡で最も知られているのは「クレータータイプ」ではないでしょうか。このタイプはブラックマヨネーズの吉田さんが芸の一つとして取り入れていますが、ニキビ跡がハッキリと残ってしまうのが特徴です。凹凸が表面に出てきてしまっているので、メイクや洗顔時にもとても気になってしまう代表的なお悩みですね。さらにこのクレータータイプは自然に治癒はされません。ニキビ跡といってもこのタイプは真皮層までダメージを受けていることが多く、ターンオーバーでの生まれ変わりや修復は不可能されていています。残念ながらクレータータイプのニキビ跡を消すにはレーザーやヒアルロン注射などの回復方法で長期的なケアが必要となります。
最後に
このように、ニキビ跡を消すにはそのニキビ跡の特徴を見極めて根気よく対処する必要がありますね。