
目に見えてしまうからこそ気になるニキビ。
ニキビは思春期のホルモンバランスなどで出来易くなってしまうという一説もありますが、ニキビの原因ははまさに人それぞれであり、個人差があることは仕方のない事です。今回はニキビが出来てしまう身体的な原因と環境的な原因に着目していきたいと思います。
身体的な原因で発生するニキビ
まず、一般的にも言われているのが「思春期のホルモンバランスによるニキビ」です。
思春期を迎えるとそれまでのホルモンバランスとは異なり、男性ホルモンの分泌量が多くなるため皮脂腺が活発化してしまいやすくなるとされています。
肌や毛穴への刺激が大きくなり顔の中で最も皮脂腺が多いとされるTゾーンに
影響が出始めるのが特徴です。Tゾーンは頬の7倍の毛穴が存在するため少しの変化でも目に見えてくるんですね。
そして、思春期ニキビと同様に身体的な原因で発生するニキビといえば、女性特有のホルモンバランスの変化によって引き起こすタイプもあります。
毎月の月経前に黄体ホルモンが活発化することで肌に出てきてしまい、ニキビが出てくる事でさらにストレスを感じて悪化するという負の連鎖ですね。
これらは身体的環境が原因となりニキビを引き起こされてしまいがちですので、予防としては「質のいい睡眠」「ストレスをためない」「バランスの良い食事」などで体の中からケアをしてあげると良いでしょう。
環境的な原因がもとになってしまうニキビ
そして、環境的な原因がもとになってしまうニキビとは、間違ったスキンケアによって引き起こされていることが多いという事です。
その代表的な1つが「ピーリング」ではないでしょうか。
そもそも肌は決まった周期で生まれ代わっていきますので、その生まれ変わりが早くても遅くても結果的にはマイナスの原因となってしまいます。この肌の生まれ変わりを「ターンオーバー」といい、健康的な周期は28日と言われています。
ピーリング自体は目的が終わってしまった表皮を溶かしたり、削り取る事で健康な状態へと導きますが、自身の肌の状態をしっかりと把握しないままに使用することでターンオーバーを乱し、肌状態がボロボロになっていき、ニキビの原因となる事があります。
最後に
このようにニキビの原因を追究するにはまず、自身の肌状態や生活環境、身体的要因を踏まえてしっかりと見つめることが必要不可欠です。
まずは、皮膚科などで肌状態を見極めニキビの原因をなくしていきたいですね。